いま20代の人、老後2000万円問題についてどう考えてる?年金について調べて思ったことを書いてみた。

こんにちは、書川(カキカワ)です。

現在20代後半。会社に勤めると、国民年金や厚生年金というワードをよく耳にする機会が増えた。
“なんとなく”年金ってワードに対して想像はつくけど、結局それがナニモノなのかすぐに説明が出来なかった。

特に、確定拠出年金ってなんだろう。これが年金を改めて考え直すきっかけになったこと。という事でまとめて感じたことを書いていく。

日本の年金制度をざっくりと把握する。

カキカワはファイナンシャルプランナーでもないし、その手のプロではないけれど、ざっくりと現行に存在する日本の年金制度の階層について把握しよう。
この前提を把握する事で、確定拠出年金を理解する手助けになりそう。

下の表のように、日本の年金制度は大きく3階層の構造に分けられる。

日本の年金制度の表(2017年/平成29年3月末現在)引用元:wikipedia
日本の年金制度(Wikipediaより引用)

国民年金(第1階)について

まず国民年金(第1階)は、国が行う年金制度公的年金)のこと。基礎年金とも呼ばれる。
目的としては、国民の生活と福祉の向上である。個人の貯蓄とは異なる。
年金を迎えるまでに亡くなったとしても納めた金額は戻らないが、60歳から何年間生き続けるかも分からない

収入がない状態の不安と言ったら計り知れない。そのリスクに備えた保険のようなものが公的年金なのだろうか。

20歳になると被保険者の資格が与えられ、60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた人は、原則65歳(2020年現在)から満額の年金を受給が出来る。(繰り下げ受給制度も有り

現在、60歳から70歳までの間で年金受給開始を選択できるようになっている。

しかしながら、無職やフリーターで毎月の支払いが厳しい方は、住まいの役所に相談する事で支払う金額を少なく出来る制度がある。
未来よりも現在の生活もままならないなら、もちろん今を大事に出来なければ年金制度も本末転倒だ。

他にも国民年金に関する様々な制度があるので、役所の方に相談するかググってください。

年金は納めていない人には払われないし、納める人にはしっかり払われているので、自分の世代から払われなくなるのではないか?という不安は不要なのではないか?

国民年金に関するWikipediaはコチラ

被用者年金(第2階)

日本政府が運営している公的年金。このブログでは主に厚生年金を指す。
基礎年金である国民年金に上乗せで支給される年金のこと。
目的は、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上。こちらも個人の貯蓄とは異なる。

会社勤めで、厚生年金に加入している人は自動的に第1階に加入している事になる。
カキカワも給料からしっかり厚生年金を天引きされている。

厚生年金に関するWikipediaはコチラ
社会保険に関するWikipediaはコチラ

その他の任意年金(第3階)

このブログでは、主に確定拠出年金を指す。
ここまで第1階、第2階日本政府が運営する年金制度を見てきたが、第3階に属する確定拠出年金は公的ではなく、私的年金である。

確定拠出年金法に記されている目的を端的に書くと、
個人または事業主拠出した資金個人が自己の責任において運用して、第1階、第2階の公的年金の給付と共に、国民の生活の安定と福祉の向上を目的とする。

要は、公的年金で老後の資金は最低限保証しているから、それ以上に生活で必要な資金は任意で資産運用して増やしてください。っていう制度なのかな?

あくまで私的年金の目的は、過剰な投機ではなく高齢者となった時に受け取る年金や退職金のための資産形成ということ。

小さなことからコツコツが大事
小さなことからコツコツが大事

確定拠出年金(企業型DC、iDeCo)って何?

確定拠出年金の目的には、「個人または事業主が拠出した資金を運用する」と記されている通り、大きく2種類個人型年金企業型年金)の確定拠出年金が存在する。

個人型はiDeCo、企業型は企業型確定拠出年金(企業型DC)とよばれる。
以下で解説していく。

企業型確定拠出年金(企業型DC)について

企業型年金にはさらに3つに分けられる。難しくないから、さらっと書く。

  • 企業型確定拠出金(企業型DC)
  • 確定給付企業年金
  • 厚生年金基金

確定給付企業年金は、予め受け取れる給付額確定している企業の年金制度。企業が掛け金を積み立て、企業が管理を運用しているのが特徴。

厚生年金基金は、2014年4月を持って原則廃止となっている。

企業型確定拠出年金(企業型DC)にはいくつもメリットがある。

  • 掛け金は会社負担なのでリスクが少なく、運用で得た利益は非課税
  • 積み立てた年金は60歳以降の受け取り時に税制優遇を受けられる。
  • 口座維持手数料が掛からない。
  • 給与所得では無い為、所得税や社会保険料の負担がない。

デメリットにも注意しなければならない

  • 原則60歳まで資金を引き出せない。
  • 会社が定めた運営管理機関からしか商品を選べない

企業型DCに不満がある場合は、iDeCoに移換も可能という情報もある。

個人型確定拠出年金(iDeCo)について

iDeCo個人の掛け金で運用する点企業型DCと違いがあるが、運用で得た利益は非課税である点と、原則60歳まで資金を引き出せないという縛りがある点では共通している。

そのほかに、iDeCoの方が企業DCと比較して運用できる商品が多いなど自由度が高いが、運営管理会社によって変動するが口座維持手数料が毎月かかる。

靴下とシャツがお揃いですね。
靴下とシャツがお揃いですね。

企業型DCの福利厚生は受けられるなら、受けた方が良いと思う。ただし、、、

日本の年金制度の構造の中で確定拠出年金は毛色が違うとカキカワは感じた。

確定拠出年金を要約すると、個人または事業者が拠出する資金を用いて、個人が自己責任で運用する年金や退職金ということ。

これって、期間終了までの運用結果があなたの年金または退職金ですよーってことなんだけど、ざっくりいうと60歳まで資金を引き出せない長期投資
もちろん、運用内容によっては元本割れの可能性もあるからしっかりリスクも有る。

今回のコロナでマイナスになっている方の情報も入ってくるが、資産運用はそう言うもので、逆に大きなプラスになっていても一時期の結果のために感情を揺さぶられてはいけない。これはギャンブルではなくあくまで資産形成長期投資

国民年金や厚生年金のような公的年金は、国民全員で老後の福祉を支えていきたいという隣人愛のような思想を感じるのに対し、
私的年金は、個人の資産を保守管理する意識が高いように感じる。
資産運用に興味や関心がない国民に対してもリスクを少なくして、投資を始め易くするための役割になっているのではないか。

上で紹介している本を読んでみて、リスクのない世の中はないと考えさせられた。動くのもリスクだし、その場に留まるのもリスクになり得る。

ここまでまとめた結果、企業型DCの掛け金は会社から拠出される為、加入してみても良いかも?

ただし、勤め先の企業型DCによっては給与の一部から拠出される種類の場合もあるので、社内担当者にしっかり確認することを勧めます。

漠然と、社会の仕組みはどこかの誰かに教えてもらうもんだと思っていたけど、そのような受け身で人生何とかなると考えている人が、世の中の鴨になっているのかな。自分は自分でしか守れないから知識で武装しなければと危機感を感じた。