台湾旅行記|最終日は『千と千尋の神隠し』で有名な九份や、ランタン(天燈)を飛ばすために台湾十分に行った。【3泊4日】

こんにちは、書川(カキカワ)です。
台湾旅行最終日は、『千と千尋の神隠し』の街のモデルになっていると有名な九份や、ランタンを飛ばすために台湾十分を巡った。
今回の台湾旅行記はこれで最後となります。少しでも読んでいただいた方のお役に立てばいいなぁ。
1泊2日のゲストハウス。安かったが、清潔でとても過ごしやすかった。みんなと朝食を摂りチェックアウト。この日もフルーツとサンドイッチが出てきた。このゆったりとした朝の時間がとても心地良かった。

台湾十分へ出発!行き方はたくさんあるらしい。
ゲストハウスを後にして、最初の目的地である台湾十分まで向かうことに。
台北駅の地下鉄から木柵駅まで向かい、そこから台湾十分まで運んでくれるバスに乗るというルートで向かった。
バスの乗車時間は、約1時間。道のりはカーブが多く高低差のある山道を走るため、車酔いをする方は乗車前には酔い止め薬を飲むことをお勧めする。それと、お手洗いは済ませた方が良いかも。
到着した台湾十分、見た限りでは路面電車沿いの商店街のような景色。

ここで天燈を上げるには、想像していたよりも規模が小さいのかも。と正直な感想がこの時あった。地元のご家族らしき方々がお食事を楽しんでいます。ここは本当に観光地なのでしょうか、心配になってきた。

遠くに浮かぶ天燈を見つけてから、少しずつ気持ちが高まってきた。バスの長旅をしてまで台湾十分に来たのだ、ただでは帰れない。曇った空を見上げながら一人そう誓った。

願いを天燈に書いて、線路の上から空高く飛ばそう!
天燈はいくつかの出店で申し込むことが出来るシステムのようだった。特に順番を待つこともなく怪しい客引きも無かったため、適当に良さげなところを選び料金を支払った。
天燈のそれぞれの色には意味があり、その色にあった願い事(健康運や金運など)を店に置いてある墨汁と筆で書き入れることが出来るようだ。その色の数で金額も変わったはず。選んだ店では最大で4色だった。
それぞれが煩悩すなわち一切の妄念、欲望を4つ殴り書きし、その辺の広場で飛ばすのだろうと思って案内されたのは、さっきまで鉄道が走っていた線路の上だった。

天燈を飛ばす前にサービス精神旺盛な店の人が記念に撮影をしてくれるんだけど、まさかココで燃え尽きやしないかと思った程、予想以上に天燈の火力が強い。
時間が立つに連れて徐々に観光客は増えてきて、何組かが打ち上げていくのだが、すぐに紙に燃え移り落下していく物もあったため、天高く綺麗に飛ばすには運次第なところもある。もちろん雨の日は経験出来ないだろう。

台湾十分は天燈だけじゃない。十分瀑布まで散策したよ。
天燈を空に飛ばした後の目的地は、台湾に来たら一度入ってみたかった九份へ向かうことに。
しかし次の電車まで1時間ほど余裕があったため駅の周りを少し散歩することに。小さな豚も散歩していた。

どこかの店で飼われている猫なのかな。近くでカメラを構えても、余裕のスタイル。とても人に慣れていた。

線路沿いの細道を進んでいくと、滝のある公園に辿り着いた。特に大きな案内板があったわけではないが、歩いていたら辿り着いた。
道沿いには滝から続いている川が流れているのだが、燃え尽きて落ちてきた天燈が浮いてたのをみて、少し残念な気持ちになった。
木々の中にも古く苔の生えた天燈の素材であろう物がチラホラ見えた事から、このような弊害に加担した罪悪感が芽生えた。反省。想像力の欠如。

お昼時だったけど、食べたいと思う飲食店が無かったから、道沿いにあったコンビニでご飯を買うことにした。
日本にはない煮卵のような茶葉蛋というものがあった。香りは台湾料理に使われるような薬味臭がしていたから、番人受けする物ではないと思う。

購入したのは、珍しい台湾のおにぎり2個と茶葉蛋。このコンビニではイートインは無かったけど、入り口にテラス席があったから4人で仲良く食べた。
おにぎりは写真で見るとそこまでだけど、実際は具沢山でボリュームある。美味しかったなぁ。

お腹を満たしてから、また少し歩くと到着した十分瀑布公園。入り口付近には開放時間は午前9:00から午後17:30までと目立った案内板が立っている。

アラジンのジャファーが飼っているような鮮やかで綺麗な色のインコがお出迎え。特に話しかけても応答はありません。人を怖がって威嚇することもないのでただ癒された。怖いので触っていません。

十分瀑布公園の中には天燈の場所よりも観光客がいて、果物や軽食などのお店で賑わっていた。滝を見る事はできたけど、観光客のカメラマンになってその場にいる人たちとワイワイしてたら、九份まで向かうための電車の時間が迫ってきたから急いで駅に戻った。

山の上にある九份老街。沿岸部を見渡せる茶屋に入り台湾の甘味を頂く。
この時をどれだけ楽しみにしていたか、とうとう到着した九份!九份の存在を知ったきっかけは千と千尋の神隠しだという方は少なくないだろう。それだけ日本では知名度が高い台湾の観光地である。
到着してすぐはまだ見えて来ないあの景色。人でごった返した狭い通路をワクワクを抑えきれずに進んでいく。

九份老街に立ち並ぶお店はまさに、千尋の両親が勝手に飲食店に並ぶご飯を食べて豚になってしまうシーンのよう。狭い通路から枝分かれしている道を進み辿り着いた有名な台湾ぜんざいの店で一息つくことに。
ぜんざいと言っても日本のあんこが溶けているような物ではなく、かき氷や芋餅?や甘い豆などが入っている台湾独特のぜんざい。味はもちろん美味しい。
このお店からの景色もとても素晴らしいから、異常に混んでいなくて時間に余裕がある時は、お持ち帰りではなく是非とも店内で景色も堪能しながら食べて欲しい。

この日は本当に暑かったのを思い出した。正直どこを歩いたかなんて覚えていない。行く先々に面白いお店が溢れているから、雑貨が好きな人は時間が足りないのではないか。
こんなにひしめき合っている店の間に突如、工事現場の休憩スペースのような場所にパイプ椅子と長机が置かれた場所があってとりあえずそこで少しだけ休憩することに。
フリースペースになっているのか、他の観光客も暑さしのぎや荷物の整理をしていた。
ちょうど写真の左側だったと思う。暑すぎたからその部屋の窓を開けたら目の前にいきなりあの景色が広がっていた。心の準備なんてしていない。

窓の下にはカメラを持った大勢の観光客がいた。
雑誌などのメディアで見たことのある綺麗な角度で撮影できるスポットがあるのだが、そこはカフェの敷地内との事で迷惑になるから景色を納めてすぐに移動した。あー満足。

台湾はやっぱり夜市を楽しまないと!饒河街観光夜市へ。
九份の景色を見て満足したから台北に戻ることに、翌日には飛行機に乗らなくてはいけないのと、この二日間で自由に観光したから最終日は少しゆっくり過ごすことにした。
街について500台湾元くらいで足だけ台湾マッサージを受けたり、ぶらぶらして日が落ちて来る頃に夜市へと向かう。

夜市の手前には大きな寺院があり、そこで台湾式のお参りを熱心にされている方たちと建物を見学してから、路地裏のどローカルな小籠包のお店へ向かった。
台湾といえば鼎泰豐でしょう。しかしそこはもう体験したし、高級小籠包だから味の保証は確約されているような物だ。
台湾の母が作るようなそんなローカルな味は現地でしか叶わないことだと考えている。今回、現地の友達に紹介してもらった店がこちら。
席は店の外に簡易的な椅子とテーブルが3組ほど並べられていた。また、ここの小籠包を食べるために何組かが列になって並んでいたから、やはり地元では有名なのかもしれない。

メイン通りから少し入り組んだ場所だから、初見で行くには難易度は少しだけ高そうだ。
少しだけ摘む程度に頼んだのは、こちらの小籠包。鼎泰豐で頂いた小籠包に比べると、皮に包まれている沢山の餡が肉肉しかったのを覚えている。味は美味しい。そしてめちゃくちゃ安かった印象。

台湾旅行記はこれにて終了。
小籠包を食べて、夜市を楽しんだ後は、夜更かしせずに大人しくゲストハウスに戻り、帰国のために荷物をまとめた。
ここでは書き切れないストーリーが多すぎて、乱文にはなってしまったが情報発信するからには何かしら、誰かの役に立つ情報を取り入れなければと書いてはみたが途中で挫けそうになった。
しかしながら、個人的な経験を文章にするだけでも、意味があったかなと思い挫けずに書き連ねてみました。
今回旅行では、現地に住む友人が一緒に遊ぶことが出来たから、自分で計画した場合には絶対に出来なかったであろう経験もする事が出来た。
一緒に遊んでくれた友人たちありがとう。
基本的には一人行動が大好きな部分もあるけれど、このように誰かと幸せな時間を共有するのも良いなと再認識できて少し成長できた旅行だった。
今度はどこに行こう。
タイ料理が好きだからタイにも行ってみたいな。バリにも行きたいなぁ。
また旅行記を書く時がきたら是非読んでいただけると嬉しい。
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