【使用機材紹介】野田洋次郎のエフェクターボードを完全攻略!RADWIMPS / illionを表現する機材とは。【2020年最新版】

10月9日の深夜、アーティストの野田洋次郎が公式インスタグラムアカウント にて自身のエフェクターボードを公開した。
※記事内で紹介する機材を購入することで、アーティストが表現する音を完全に再現することを保証するものではありません。

野田 洋次郎(のだ ようじろう、1985年7月5日 – )日本のシンガーソングライター、俳優。ロックバンド・「RADWIMPS」のボーカル、ギター、キーボード担当。ソロ活動の名義は「illion」

野田洋次郎の作品紹介

中学生の頃に「4645 / RADWIMPS」を聴いてからハマり出したのが始まり。
RADWIMPSは今までに色々なフェスで観る事は出来るが、あまり活動する姿が見られないillionはFujiRock Festival’16で最前列待機して初めて観たそれっきり。

memeshe / RADWIMPS

当時、中学・高校生だった僕は3-4thアルバムには特に思い入れがある。今の学生はCDで音楽を聴かないんだろうな。音楽はどんな形であれ素晴らしいけど、どのような記憶にするかは受け取り手次第だと思うんです。

created by Rinker
ユニバーサル ミュージック (e)

BEEHIVE / illion

音楽もさることながら、映像も素敵。RADWIMPSではなく個人の音楽の探究心を満たすような実験的で前衛的なスタイル。初めてUBUを手にしたのは確か20歳前後だったか。Bjorkを聴いたときのような衝撃だったのを覚えている。

映画「トイレのピエタ」主演俳優

エフェクターボード概要

引用:野田洋次郎 instagram公式アカウント

エフェクターボードは奥から手前に横3列で並べられて綺麗に整理されております。奥の列は主に電源の分配や供給などのインフラ機能が集結しており、真ん中の列はメインのエフェクター類、手前の列ではそれぞれのエフェクターがプログラマブル・スイッチャーに繋ぎ込まれ瞬時にコントロール出来るようにデザインされています。野田洋次郎のエフェクターボードはそれぞれの機能群を効果的に配置、管理されている事が分かります。

以下では、奥から手前に向かって列ごとに使用機材の一覧を紹介します。

1.奥の列、左→右に向かって

機能アイテム名
ジャンクションボックスFREE THE TONE JB-82S
電源分配・供給FREE THE TONE PT-1D (生産終了)
FREE THE TONE PT-5D (後継機種)
電源分配・供給FREE THE TONE PT-1D (生産終了)
FREE THE TONE PT-5D(後継機種)
コンプレッサーMAD PROFESSER Forest Green Compressor
オーバードライブMAD PROFESSOR Sweet Honey Overdrive HW

2.真ん中の列、左→右に向かって

機能アイテム名
マルチエフェクターLINE6 HX Stomp
デジタルディレイt.c.electronic NOVA DELAY ND-1
オクターバーelectro-harmonix POG2
オーバードライブFulltone OCD (生産完了)
Fulltone OCD V2 (後継機種)
オーバードライブXotic Soul Driven AH(全世界1500台限定モデル)
Xotic Soul Driven
オーバードライブOKKO DiABLO
アンプシミュレーターSANSAMP CLASSIC (生産完了)
TECH21 SANSAMP GT2 (後継機種)
オーバードライブIbanez TUBE SCREAMER TS808HW
チューナーKORG Pitchblack Advance PB-AD-MG

3.手前の列、左→右に向かって

機能アイテム名
イコライザーFREE THE TONE PA-1QG PROGRAMMABLE ANALOG 10 BAND EQ
プログラマブル・スイッチャーFREE THE TONE ARC-3 (生産終了)
FREE THE TONE ARC-4 (後継機種)
プログラマブル・スイッチャーFREE THE TONE ARC-3 (生産終了)
FREE THE TONE ARC-4 (後継機種)

エフェクターボード詳細

ここから概要で紹介した使用機材の詳細を一つずつ紹介します。セッティングや音作りの参考になれば嬉しいです。すでに生産完了となっている商品に関しては、後継機種や代替機種に変えて紹介しますのでご了承ください。

1.奥の列、左→右に向かって

FREE THE TONE JB-82S

引用:FREE THE TONE公式サイト
商品説明

フリーザトーンがこれまで最も多くカスタム製作してきた製品がこのシグナル・ジャンクション・ボックスです。非常に多くのミュージシャンがペダルボードやラックシステムに組み込んで使用しています。10年以上に渡って蓄積したノウハウを詰め込み、最高のサウンドクオリティーと利便性を提供します。
JB-41Sは4回線のうち1回線が、JB-82Sは8回線のうち2回線がオーディオラインのバランス信号やステレオプラグを使用したアンプのコントロール信号の接続に対応しています。

FREE THE TONE PT-5D 

引用:FREE THE TONE公式サイト
商品説明

PT-5Dは軽量・コンパクトサイズながら、3系統のAC100V供給口と完全に独立したアイソレーテッド出力端子(DC9V/500mA出力×2)とローノイズ・スタンダード出力端子(DC9V/100mA出力×6)を装備し最大8系統のDC9V電源供給を行います。
また、「PT-5D」のアイソレーテッド出力端子は、起動時に一部のデジタルエフェクターが必要としている一時的な1A以上の電流を供給する事が可能で、起動後必要とされる電流量も500mAまで安定供給し続けることができます。これにより、DC9V対応で大容量の電流が必要なエフェクター(DigiTech® WHAMMY DT™/WHAMMY 5™、Eventide® TIME FACTOR / MOD FACTOR / PITCH FACTOR / SPACE / H9、Line 6® DL4™ / MM4™ / FM4™、Strymon® TIMELINE / MOBIUS / BigSkyなど)に使用可能です。

MAD PROFESSOR Forest Green Compressor

引用:MAD PROFESSOR公式サイト
商品説明

フォレスト・グリーン・コンプレッサー(FGC)は、ギターとベースのコンプレッションの最高基準を満たすように設計されています。
FGCは、最も透明感のあるトーンと効果を得るために圧縮されたサウンドを微調整するための特別なトーンコントロールを搭載しています。
このペダルには切り替え可能なコンプレッサーとサスティナーモードが搭載されています。サスティーンモードでは、長いサスティーンで非常にダイナミックでタッチ感のあるトーンを得ることができます。ここではアタックが失われないので、ブルース・プレイヤーにも適したペダルとなっており、スライド・プレイとの相性も抜群です。

Forest Green Compressorの動画

MAD PROFESSOR Sweet Honey Overdrive HW

引用:MAD PROFESSOR公式サイト
商品説明

歪んだアンプをさらにドライブしたり、クリーンサウンドでダイナミクスをコントロールできる軽めのオーバードライブまで得られるように設計されています。
歪みのレベルは、ピッキングアタックとピックアップのヴォリュームによってコントロールすることができます。オーバードライブさせたければより強いピッキングを、クリーントーンが欲しければ柔らかくピッキングしてください。ユニークな FACUS コントロールでは、歪みのフィールやダイナミクス、全体的な EQを調整することができます。このコントロールを反時計回りいっぱいまで回すと、ジャズやブルースにマッチするような歪みの少ないメロウなトーン、時計回りいっぱいまで回すと、高域が軽くブーストされた明るい歪みが得られます。
同タイプのオーバードライブとしては以前では BJF Honey Bee しかありませんでしたが、現在は Mad Professor バージョンとしてリリースされています。Mad Professor の SHODはよりタイトなサウンドを持ち、様々なギターやアンプとの組み合わせでもその本領を発揮するように設計されているので、汎用性もより高くなっています。

Sweet Honey Overdrive HWの動画

2.真ん中の列、左→右に向かって

LINE6 HX Stomp

引用:LINE6公式サイト
商品説明

HX Stompは非常にコンパクトながらHelix®と同じアンプ/キャビネット/エフェクトのサウンドを得ることができる、プロフェッショナルグレードのギター・プロセッサーです。一般的なアンプとペダルによるセットアップや、ライブやスタジオでのPAへのダイレクト出力など、HX Stompはさまざまな環境や目的にシームレスに取り入れることが可能です。Helixに採用されているDSPとHXモデリングの技術はそのままに、HX Stompはお手持ちのペダルボードにも簡単に追加することができ、ギグバッグのポケットに納めることさえ可能です。

LINE6 HX Stompの動画

t.c.electronic NOVA DELAY ND-1

商品説明

ND-1 Nova Delayは6種類のステレオ・ディレイ・タイプを搭載し、9つのプリセットを保存できます。プリセットはヴィンテージ・テープからデジタル・ディレイまでの幅広いスタイル・パラメータでカスタマイズでき、現代のギター・プレイヤーがユニークなサウンドを作り上げるのに必要とするあらゆる機能が詰まっています。

t.c.electronic NOVA DELAY ND-1の動画

Electro Harmonix POG 2

引用:KCmusic公式サイト
商品説明

POG2 はポリフォニック・オクターブ・ジェネレーターです。単音だけでなく和音でも正確にオクターブ音を生成し、かつ正確でスムースなトラッキングで、オルガンや18弦ギターのような重厚な上下オクターブ音(+/-2オクターブ)を生み出します。アルゴリズムを強化しハーモニックの性能が向上、さらに各ボイスのアタック/トーン/デチューンをコントロールできます。アタックディレイでオクターブ音をフェードインさせたり、Qモードを切替可能な2ポール・ローパス・フィルターでディープな低域を演出したり、デチューン・スライダーを駆使して独創的なサウンドメイキングを実現します。本体にプログラムを8つメモリーできるので、ライブでも素早くセッティングを変更できます。

Electro Harmonix POG 2の動画

Fulltone OCD V2

野田洋次郎が使用するFulltone OCDは生産完了との情報が出ております。こちらの記事では代替機種としてFulltone OCD V2を紹介いたします。

引用:MusetteJapan公式サイト
商品説明

OCDは極めて汎用性の高いドライブペダルです。 これまで、アンプの代わりになるペダルはありませんでした。 ペダルで深く歪ませると、タッチへの反応性やハーモニクスが失われてしまうためです。 自分のアンプを使えず、ペダルを使用することを余儀なくされる場合にはこうした悩みが頭を離れなかったことでしょう。 OCDは、こうした悩みを解決するために作られたペダルです。
Ver2.0は裏パネルを開けるとEnhanced BypassとTrue Bypassの切り替えスイッチが新しく増設されました。 Enhanced BypassスイッチはFET Bufferをオンにし、ペダルがオフの時でも多くのペダルを繋ぐことによるサウンドの劣化を防ぎます。 これまで通りTrue Bypassも選択可能です。

Fulltone OCD V2の動画

Xotic Soul Driven

野田洋次郎が使用するXotic Soul Driven AHは全世界1500台限定モデルとの情報が出ております。こちらの記事では代替機種としてXotic Soul Drivenを紹介いたします。

引用:Xotic公式サイト
商品説明

中音域を押し上げ、より豊かでダイナミックなサウンドを生むミッドブースト・コントロール。非常にタイトな低音から大胆不敵な高音まで自在に表現するトーン・コントロール。 そこから創出される倍音の豊かなサウンドは、まさに”至福”。必ずや貴方の心を揺さぶる「真の音」を見つけ出せることでしょう。

Xotic Soul Drivenの動画

OKKO DiABLO

引用:ALL ACCESS公式サイト
商品説明

Diabloのゲインは低~中程度と幅広く、ダイナミックレンジの広さが特徴のオーバードライブ・ペダルです。使用する楽器のキャラクターを忠実に伝え、演奏テクニックに繊細に反応します。
音楽に適したコントロール設計は、様々なギター、アンプ、プレイスタイルにマッチします。Diabloは広いジャンルのアーティストに愛用されており、本当に同じペダルを使用しているのかと疑うほどの器用さを見せます。

OKKO DiABLOの動画

TECH21 SansAmp GT2

現在、TECH21 SANSAMP Classicは生産完了の情報が出ております。こちらの記事では後継機種としてSANSAMP GT2を紹介いたします。

引用:キクタニミュージック公式サイト
商品説明

GT2はSANSAMP CLASSICのコンセプトをそのまま引き継いだアンプ・シュミレーターです。3ポジションのキャラクタースイッチを3個装備、27通りの組み合わせが可能です。ロー、ハイのアクティブポストEQを搭載することでトーンの変化の幅が拡大します。
ライン・レコーディング用のアンプ・シミュレーターとして本機を直接ミキサー&レコーダーに接続するとチューブ・アンプらしいサウンドが得られます。また直接ミキサーに接続できるため自身の求めるサウンドをメイン・システムから出力可能です。

TECH21 SansAmp GT2の動画

Ibanez Tube Screamer TS808HW

引用:Ibanez公式サイト
商品説明

オーバードライブの代名詞として、1970 年代から現在に至るまで多くのプレイヤーを魅了し続けるチューブスクリーマー。その輝かしい歴史に新たな1ページを刻む究極のチューブスクリーマーこそTS808HW に他ならない。選び抜かれた線材や内部パーツ、そして“ハンドワイヤリング”で実現する至高のオーバードライブ・サウンドを是非堪能してほしい。

Ibanez Tube Screamer TS808HWの動画

KORG Pitchblack Advance

引用:KORG公式サイト
商品説明

ギタリスト/ベーシスト用ペダル・チューナーの大定番モデルとして、プロ/アマ問わず世界中で愛されてきたPitchblack。次世代モデルのPitchblack Advanceは、最先端のフォルムに、これまでのPitchblackシリーズで培われた様々な機能や技術を惜しみなく投入して進化しました。伝統と革新性の全てを備える、まさに集大成的なペダル・チューナーの完成です。

KORG Pitchblack Advanceの動画

3.手前の列、左→右に向かって

FREE THE TONE PA-1QG

引用:FREE THE TONE公式サイト
商品説明

PA-1Qシリーズは、FREE THE TONEがAMBI SPACEやTRI AVATARの開発で培ったデジタル技術とアナログ技術の融合を、更に推し進めた画期的な製品です。
一見するとデジタルのイコライザーエフェクターに見えますが、このPA-1Qシリーズは、「アナログ・イコライザー」です。ギター、ベースの信号が通るイコライザー回路(入出力部も含む)は全てアナログ回路で構成されており、ギター、ベースの持つ豊かな音色はアナログ信号のまま処理をします。
昔ながらのスライドボリュームが付いたグラフィック・イコライザーと同じ信号処理方法です。そのままでは普通のアナログ・エフェクターですが、PA-1Qシリーズのパラメーターコントロール部はデジタル回路になっており、各種パラメータの状態をデジタルで正確に記憶・処理します。これにより、アナログ・エフェクターでありながら、プリセットやMIDIでのリアルタイムコントロールを可能にした画期的な製品が完成しました。

FREE THE TONE PA-1QGの動画

ARC-4 Audio Routing Controller

現在、FREE THE TONE ARC-3は生産終了の情報が出ております。こちらの記事では後継機種としてARC-4 Audio Routing Controllerを紹介いたします。

引用:FREE THE TONE公式サイト
商品説明

REE THE TONEルーティング・コントローラーのフラッグシップモデルARC-3がARC-4として生まれ変わりました。
複雑化するシステムに対応するため、大幅に機能を追加しています。
各バンクやプリセットに名前を付けることが可能となりました。バンクをセットリストと連動して、自由に組み合わせることができるセットリストモードを追加。MIDI CLOCKへの対応や、バンクセレクト機能も追加しました。外部シーケンスソフトとの同期も簡単に行うことができます。その他、ステレオ・ループ、ブースト機能、位相反転機能など、コンサート現場、レコーディング現場など実践的に使える機能が満載です。

野田洋次郎の使用機材を見た感想

率直な感想は、歪み系エフェクターの数が多い!というのと、意外とシンプル!しかしながら飛び道具のような機材もいくつかあるのは、野田洋次郎の音楽への探究心の表れなのだろうか。

いくつかの機材がすでに生産終了しているものがあったが、音楽機材の業界も常に進化を続けていて、ブラッシュアップされた後継機種が出ているから補えそうだ。

野田洋次郎が表現する音の要素になるものは、アンプやギターなど沢山あるけど、公開されたエフェクターボードを見る限り、1つ1つの機材はアマチュアプレイヤーでも手の出せる金額帯ばかりという事が分かった。