【投資】お金のコミュ障かも?銀行口座へ預金することしか知らなかった。【浪費】

こんにちは、書川(カキカワ)です。
安倍内閣の総辞職は残念ですが、その流れを継承する考えを持つ菅内閣は支持できます。
菅総理、10万円再給付が実現したら米国株に投資するんだけどなぁ。
— セイヤ カキカワ (@kacky0201) September 20, 2020
身の回りの変化に最適化していく。
緊急事態宣言が出された今年の春を振り返れば、誤報道で僕の住む街のスーパーマーケットからティッシュやトイレットペーパーが無くなったし、メルカリではマスクやアルコールの転売が問題になって出品不可能になってた。
事態が深刻化していくと、様々な企業がコロナに対しての反転攻勢を推し進め「ニューノーマル」、「ニュースタンダード」というワードが一気に世界に拡散。
「新しい生活様式」を取り入れる消費者のオンライン可処分時間が増加し、企業は複雑化した顧客への具体的なコミュニケートを要求されているのが汲み取れる。

そんなこんなで長い梅雨が過ぎ短い夏は線香花火のように終わったが、コロナの現状は一向に良くなっていない。だけど周りの緊張感は次第に薄れ、休日は無論アフター6の繁華街は平日でも賑わいだし、JR山手線は満員電車へと戻って来ている。
国民全員かは知らないけど、少なからず都民はコロナ疲れから開放されたい気持ちを抑制できなくなっている状況。
とはいえ企業はまだまだ万全なコロナ対策を続けており、入店時のアルコール消毒はお決まりだし座席は一人分空けるように推奨されてるし、厳しいところではマスク着用していないと入店お断りの対応。
人間は社会的な動物なのでリアルの繋がりや体験は不可欠なんだけど、現状に最適化された生活を考えていきたい。
DXは世界で取り入れ始めている。
区役所はコロナ禍の状況で日常の業務をこなすのも大変だろうに、区民に対しての大規模な対策に励む職員の苦労は計り知れない。
給付金を受け取るには、以下のように大きく2種類の申請方法があった。
- WEB申請(マイナンバーカードを持っている方のみ)
- 紙による申請書の送付
4月末の僕は、恥ずかしながら緑色のマイナンバー通知カードのままだった。仮にマイナンバーカードを持っていたら、WEB申請が可能なため手続きの手間が大幅に削減されていた。
最近、「DX」や「デジタルトランスフォーメーション」というワードを目にするけど、マイナンバーカードもその一環に当てはまる。
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念で、加速度的な成長をしている民間企業も日本にはある。
僕は以前にTwitterで「マイナンバーって危険なの?」と記事のリンクと共に呟いたら、以下のようなリプライがきた。

この情報への率直な感想として、否定するわけではないけど、一人一人が本来の趣旨・目的を理解して同じ方向を向いて進む事は難しいなぁ。と改めて感じた。教育が不足しているのも要因だと思うけど。
リプライに冷静に意見するなら、納税は義務。課税されやすくなるというのは二重課税のことか?仮に発生しても確定申告をすれば解決する。
精神的・物理的の両面で次の段階へ進み価値の拡大を実現して国全体のレベルを底上げするには、国民のミスリードを減らし無駄なコスト(時間・費用・思考・疲労・ストレス)を簡単に減らすことが出来る社会が理想。
かつての僕はお金のコミュ障でした。
前回、僕の給付金の使用目的は特に無かった。元からそんなに物欲もなく物理的に物が増えていく事に苦手意識があるから。何かしらのキャッシュフローを記載するなら、「銀行口座へ貯蓄」だ。それしか選択肢の幅がなかった。
僕みたいに貧弱な選択肢しかなく何の価値も生み出さない人もいれば、コロナ禍で押さえ付けられた消費欲を欲望のままに開放した人も少なくないだろう。コロナの影響で失業して生活困窮者が急増したとニュースで頻繁に取り上げられたこの時期、救われた人もいたはずだ。
給付金の使い方が良いとか悪いという二極化を示すつもりではないけど、「お金の使い方」をもう少し知らなくてはいけないと再認識したキッカケになった。
お金の歴史を辿れば元々は物々交換。かつてお互いに異なる価値を分け与えていたコミュニケーションは、現在でも根元は変わらない。以下の2冊の書籍はその辺りの思考を言語化することを助けてくれた。
僕は行政からの給付金というコミュニケーションを、貯蓄する事で流れを断ち切っていた。いわばお金のコミュ障だった。(貯蓄が悪いのではなく、思考停止で貯蓄一択としていた僕は自分を許せない。)
行政や制度を味方につけると楽になるのに。
率直に、自身の資産価値を最大化する行動を起こしたい。
前回は使用目的がなかったから給付金をとりあえず銀行口座へ仕舞い込んだけど、この行動はリスクあるなぁって考えるようになった。
選択肢が少ないという事は、それ以外に見えてる世界が狭いのと同意だからマネーリテラシーを日々高めながら実践に移すようにしている。
例えば、7月には楽天証券でつみたてNISAを開始し非課税投資枠を自動で満額積み立てるよう設定をしている。
9月には住信SBIネット銀行を開設してなるべく低い手数料で外貨建て(主に米ドル)して資金を保有できる環境を整え、さらにSBI証券の口座開設する事で他の証券口座よりも有利な手数料で米国個別株投資を始められるようにした。
商品やサービスに消費するのも気分転換になるし生活が豊かになるのはまちがいない。その上でリスク管理をしながら余剰資金で直接お気に入りの企業(例えば、Appleとかコカコーラとか)へ株式投資することで新しいコミュニケートを取れる選択肢を増やすことが出来た。
2020年3月、日本とアメリカとユーロ圏の資産運用の違いを見てみると、日本人は貯金が大好きなんだと再認識。

保険における構成比の割合は同じなのに対して、日本は石橋を叩きすぎているのか、お金の使い方が分からないのか、現金・預金の構成比が半数以上を占めている。
義務教育の時から社会に出た時の助けになったり、豊かさを増幅させるような制度を学ぶ環境や時間がもっと増えればいいけど、現実的に日本の教員は大学卒業と同時に教育機関に入るから民間企業を経験している人が少なく実用的な知見から教育にアウトプット出来ないと思う。
せめて、キャッシュフローの仕組みを知るだけでも思考の幅を広げることが出来そう。これ読んだときにもっと早く出会いたかったと思った。
この記事で紹介した2冊の本はこれまでの捉え方とは違うお金の側面を教えてくれた。
実行に移すなら以下の本を追加で読んでみると具体的な行動を想像する手助けになるかも知れない。
僕は思い立った時に、すぐSBI証券や楽天証券を口座開設したけど実際に行動に移せる人は、100人いたら1人いるかいないかだと思う。1%。
考えていても行動に移せないと何も見えてくるものは変わらない。ずっと99%の中にいるだけ。
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