台湾旅行記|2日目は観光客の少ないローカル地を巡る。Ubikeに乗って台北の街をドライブ。寧夏路夜市では臭豆腐を発見!【3泊4日】

こんにちは、書川(カキカワ)です。
旅の疲れなのか、日焼けのせいなのか、目が覚めると顔の浮腫みが酷かった。
2日目はあまり日本人が少ないであろうローカル地を台湾出身の友人に案内してもらって穏やかな時間を過ごす事が出来た。
台湾のモーニングルーティンってどんな感じなの?
旅行初日は台湾に住む友人宅で宿泊させてもらえた。
到着したのが夜だったから辺りは暗くどんな場所かよく分からなかったのけれど、朝食を摂るためにリビングに行くとここが自然に囲まれていて、遠くにはうっすらと海も見える高台にあることが分かった。

一緒に旅行している友人と朝の散歩から帰ってきてからフルーツをご馳走になることに。
日本ではあまり見ることの無い真っ赤なドラゴンフルーツを朝食に用意してもらったのだが、家で栽培した果物だと知って驚いた。味はキウイの真ん中の白い部分と似ていて美味しい。

台湾の朝はほとんどがフルーツで始まるらしい。確かに、台湾ではどこでみてもリーズナブルな価格で果物を買える。台湾の日常は素敵だ。
台湾では朝ご飯も外食が多いらしい。
台湾人の文化として、夜ご飯は近くの屋台や飲食店で済ませることが多いそうだが、朝食の場合もそんな感じらしい。
友人の運転する車で北投駅(ベイトウ駅)まで向かう途中にの【淡海豆漿】に立ち寄って台湾人のローカルな朝ごはんを楽しんだ。
このお店は元々は兄弟で経営されていたそうだけど、仲違いをして店を分けたという歴史があるとのこと。
僕たちの立ち寄った店は地元の方にも人気があるようで、日常に欠かせない要素の一部のように見えた。

これは【豆漿(トウジャン)】 という料理。1つ15元/約60円。
味は温かい豆乳スープのようで、優しい味付けで朝だからにはちょうどいい。

スープだけでは物足りないから、他にも【蚕餅(タンピン)】も頼んだ。1つ30元/約120円。
お好み焼きのような見た目だけど、皮がもちもちしていておつまみにも良さそうなくらいしっかりした味付け。これもまた好み。
土地柄、観光客らしき人はおらず、いかにも地元の人たちが集うローカルなお店でのんびりと朝の時間を過ごすことが出来た。

台湾に残る日本の地名は歴史の名残。
ローカル朝食を楽しんだあとは車を北投駅(ベイトウ駅)に置いて温泉街で有名な新北投駅(シンベイトウ駅)に向かった。

地獄谷では暑さや硫黄でやられたのか、トンボがプカプカ浮いていた。

新北投駅の周辺には宿泊できるような建物が散見され、日本の地名がついた古いビルが多かった。すごく興味深い。
【熱海HOTEL】という看板ですが、ここは間違いなく台湾。

台湾のペット事情が面白い。
新北投駅に戻る時にコンビニに飲み物を買おうと立ち寄ったのだが、店内に犬が入って来てウロウロしていて、カルチャーショックだった。

その犬はペットらしいのだが見ての通りリードを付けていない。しかしとてもお利口で常に飼い主のそばを離れず、店内の商品を荒らしたり走り回ったりしていないのもまた驚いた。
はじめに出会った飼い犬が特別なのかと初めのうちは思っていたけど、旅行中に出会うほとんどのペットがまるで自分も人間であるかのように振る舞っていた。

友人がどこでも犬を見るたびに、『ヘイスー、ライライライ!ラッキー、マニー!』と叫んでおり、これもまたカルチャーショックだった。
意味は、「ヘイスー(黒色)、ライ(来い)」という台湾語なのだが、気になるのは「なぜラッキーとマニーなのか」ということ。
台湾の文化としてペットの名前に、自分の上げたい運の名前を付けるというものがあるのだそう。
つまり、ラッキーという名前には『幸運よ!来い!』と、マニーの場合は『もっと金運アップしてー!』と願いが込められている。
海外での宿泊地はピンキリだけど、安いから悪いという事はない。
最終日まで宿泊場所へ地下鉄に乗って移動した。移動はもちろん悠遊カード。

台北の中心地からとても近い場所だったらしく、地下鉄から出て10秒で着いた。
今回ホテル予約の料金比較の参考にトリバゴを使ってみたけどホテルの金額だけでなく、地図上にホテルの位置を表示してくれるからとても使いやすかった。
行きたい場所と日付を指定するだけで比較が出来るからお勧めしたいサービス。トリバゴはこちらから
▶️シャワールームとトイレは男女で別々。
▶️清潔なコインランドリーと乾燥機も建物内に設置。
▶️宿泊者はドリンクいつでも飲み放題、毎朝朝食付き。
今回、友人と4人部屋で2泊3日の宿泊で1人当たり1000元/約4000円。
時間はお昼時。ゲストハウスに荷物を置いてからUberをピックして台湾の鍋を食べに向かった。

迪化街に着いたらまさかのゲリラ雷雨?
場所は迪化街。賑やかな観光地というよりはローカルな商店街という印象。
こんなに毎日のように日本人が台湾に遊びに行っているのに迪化街では日本人3人くらいしか見なかった。
市場がメインで、カラスミやナッツ類、椎茸などの乾物が並んでいたのが印象的。あとは、千と千尋の神隠しに出てきそうな雑多な市場もあってワクワクが止まらない場所だった。

雑多な市場を抜けて、カンカン照りの商店街を歩いていく。通りの向こうに絵に描いたように綺麗な入道雲が見えた。

この後すぐに天気は急変、一気に土砂降りになり雷まで鳴り響いた。迪化街から昼食を摂る店までは少し距離があるだが、すかさずUberを手配し車移動。


鍋自体の味は日本とは全く違い、ほぼお湯のような薄味。タレに付けて頂くのだが日本では味わえない薬膳鍋のようだった。正直うまく表現できない。ご飯を食べ終わる頃には雷雨は止んでいた。

食事の後は近くの西門駅に向かった。日本に例えると、原宿のような街並みであちらこちらにファッションやコスメや飲食店がぎっしり台湾のトレンドが凝縮されているようで見ているだけでも楽しかった。
黒糖タピオカのお店があって、40元/約160円で販売されていた。お腹が一杯ではなければ飲みたかったな。
台北101が想像の101倍すごかった。
台北101を見るために最寄りの市政府駅まで移動。市政府駅の近くには大きな【誠品生活】というショッピングモールがあったから休憩がてら立ち寄る。

日本ではあまり見かけないただただおしゃれなデザイン雑貨がたくさん集まっているモールだった。
下北沢、中野、高円寺のような雰囲気もあるし、代官山や中目黒のような雰囲気もあって、おしゃれで個性的って結構難しいんだけど、台湾のデザイナーさんの作品はとても好みだ。

【春水堂】で驚いたことが2つあった。
▶️ストローが紙製だった。
台湾ではこのようにエコの考えが進んでいた。
▶️Lサイズのドリンクがジョッキだった。
そんなにタピオカ飲んだら便秘になっちゃうよ。
休憩が終わると楽しみにしていた台北101へ。台湾には【Ubike(ユーバイク)】というシェアサイクルがあり目的地まで自転車で向かうことにした。Ubikeも悠遊カードで乗ることができる。

台北101に着いたのが19:30頃だったけど、夏だからまだ空は明るかった。この高い建物を撮影するのに苦労したが、地面にタイマーをセットしたスマホを置いて撮影することで解決。下から眺めるだけで満足した。

【寧夏路夜市(ネイカロヨイチ)】は魯肉飯チェーン店で有名な【鬍鬚張魯肉飯(ひげちょうルーローファン)】の発祥の地らしい。
夜市を歩いていると、飲食店のグリストラップの匂いがしてきた。渋谷や新宿のように飲食店が密集するところは匂いがきついのかな。と思っていたけれどこれが『臭豆腐』の匂いだった。
誤解を生みそうだから書いておくと、台湾の街はどこも清潔で、夜市には頻繁にゴミ箱が設置されているのを見かけた。夜市に訪れている人たちはみんな思いやりがあって最高に居心地良かった。

寧夏路夜市(ネイカロヨイチ)から、宿泊している台北駅近くのゲストハウスまでは地下鉄の通路を歩いて帰った。帰り道に寄り道をして宿泊地で飲み直すことにした。

屋台ではバンレイシ(別名:釈迦頭)と呼ばれているフルーツと台湾で有名な特大のフライドチキンの大鶏排(ダージーパイ)を買って、コンビニでは台湾ビールとコーラを買って帰った。

ごちそう様をした後、シャワーを浴びて翌日の用意をしてベッドに入った。
最終日はずっと楽しみにしていたジブリのモデルになった事で有名なあの場所に行きました!
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